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商品を補修内容から選択することができます。

プラスチック金型

PL部バリ止め、摩耗部

BL-01 母材硬度がHRC45〜55程度で肉盛硬度を合わせたい場合に使用。

BL-02 母材硬度がHRC60程度で肉盛硬度を近づけたい場合に使用。

BL-03 NAKなどの析出硬化系の材料に相性がよく優れた特性を持つ。

BL-04 420J2などのステンレス鋼の材料に相性がよい。(焼入れ後の硬さが高いステンレス鋼材)

BL-05 靭性もありクロモリ系で母材硬度がHRC30以上の環境で使用。

BL-06 強靭性が得られクロモリ系で母材硬度がHRC30以下の硬度に最適。

BL-07 高い靭性と優れた溶接性を併せ持ち肉盛硬度がHRC40程度必要な時に使用。(SCM改良版)

BL-08 研削性・溶接性がよく、炭素鋼やSC系の肉盛溶接に適応。

鏡面部

・光ディスクやレンズを成形する超鏡面適用型にはBL-04が適し、お客様の生産性向上に貢献します。

・OA機器や携帯電話を成形する鏡面適用型など幅広い用途に、BL-03がお使いいただけます。

・家電や自動車部品を成形する鏡面適用型にはBL-07が広く適用されています。

超微細溶接

HRC60程度のコネクタ成形用金型にはBL-02のφ0.1㎜が最適とされ、仕上げ加工が容易になります。

ダイカスト金型

ヒートクラック

① レーザー光にて溶融しながら掘り込み母材を整えます。

② RL-03で下盛をし仕上げ加工面付近まで肉盛をします。

③ RL-04で仕上げ加工面以上まで肉盛をします。

④ 仕上げ加工をして完了。

※レーザー光にて掘り込みが出来ない際にはリューター等で開先加工を行ってから肉盛をしてください。

RL-03もしくはRL-04のみで補修は可能です。

大割れ

① リューター等で開先加工を行い割れ部を除去してください。

② RL-03で下盛をして仕上げ加工面付近(0.5〜1mm程度下)まで肉盛をします。

③ RL-04で仕上げ加工面以上まで肉盛をします。

④ 仕上げ加工をして完了。

溶損

① レーザー光で空打ちをして補修部を整えます。

② 硬さが欲しい時はRL-01RL-04を選択し、靭性が欲しい時はRL-03を選択し肉盛をします。

③ 仕上げ加工をして完了。

応力腐食割れ

① リューター等で開先加工を行い割れ部を除去します。

② RL-03で肉盛をします。

③ 仕上げ加工をして完了。

※状況によっては水漏れを止めることは難しい場合もあります。

プレス金型

チッピング

肉盛高さが0.5mm以上の際にはYL-01を使用する事により、良好な溶接が可能になります。

肉盛高さが0.5mm以下の際にはYL-04がおすすめです。

幅寄せ

パンチ・ダイ部の摩耗にはYL-02が最適とされ、幅広い用途でご使用できます。

角ダレ・クリアランス調整

・角部の肉盛高さが0.5mm以上の際にはYL-01YL-03を使用することを推奨します。

・肉盛高さが0.5mm以下の際にはYL-04YL-05を使用することにより、細かなチッピングに補修に対応します。

・角部の肉盛高さが0.5mm以下の際にはYL-04YL-05を推奨しており、靱性が高くヒートクラックが発生しにくい特徴があります。